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本年も宜しくお願いいたします。 [読書]


金色の獣、彼方に向かう

金色の獣、彼方に向かう

  • 作者: 恒川 光太郎
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2011/11/16
  • メディア: 単行本



読書好きの友人に恒川光太郎氏の『夜市』を紹介したところ、
「う~ん、これは何だ?何が言いたいんだろ?」と言われてしまいました。
この友人、どうやら起承転結がしっかりしていて、
結局これはこういうことですよ…と明確な説明により
納得できる小説じゃなきゃダメみたいです。
そうじゃないかた、ちょっと不思議な世界観を好まれるかたは、
一連の恒川氏の小説をどうぞ!


お仕事をもう一つ増やして、多忙極まりない日々を送っております。
なかなか更新もできなくて、皆さまのブログにお邪魔もできなくて
申し訳ない限りです。
今年は『一冊読んだらブログを書こう!』を目標に
細々とではありますが続けていこうと思っております。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

今年、来年と、私はとってもラッキーな運勢なんですって。
期待してるよ、今年と来年の自分♪
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こんな本を読んでいた。 [読書]


偉大なる、しゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/04/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



カッコウの卵は誰のもの

カッコウの卵は誰のもの

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/01/20
  • メディア: 単行本



白銀ジャック (実業之日本社文庫)

白銀ジャック (実業之日本社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/10/05
  • メディア: 文庫



モンスター

モンスター

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: 単行本



本当に時間があっという間に過ぎてゆく。
バタバタと慌しい日々が続いていますが、
なんとか時間を見つけてはこんな本を読んでいました。
取り急ぎご報告まで。

クリスマスですね。
大切な人へのプレゼントはもう用意しましたか?
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最近の読書 [読書]


幸福な生活

幸福な生活

  • 作者: 百田尚樹
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2011/05/27
  • メディア: 単行本


何の予備知識もなく、以前読んだ『永遠の0』の印象のまま読み始めてみると、
あららら・・・これは、まさにショートショート!
重要な最後の一行(台詞)が上手い具合にちゃんとめくった次のページに書いてあるという
こだわりよう。
短編集なので、慣れてきたら最後のページをめくる前に
自分でオチの台詞を予想するのもまた一興。
どうやらこの作家さん、出す作品ごとに作風が違うということで、
今図書館に予約してある『モンスター』も楽しみです♪


稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

  • 作者: 亀田 潤一郎
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2010/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


占いとか風水とか、そういうことではなく、
つまりざっくり言うと、お金にもっと気を配りなさい、
お金と上手に付き合いなさい、ってことが書いてある。
筆者はものすご~い借金からスタートした税理士さん。
そう聞くと説得力あるような…。


陽が暮れるのが早くなったせいか、
一日がとっても短く感じる今日この頃です。
こうして今年もあっという間に終わっていくんだろうなぁ。。。
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東野圭吾3作一気読み! [読書]


麒麟の翼 (特別書き下ろし)

麒麟の翼 (特別書き下ろし)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/03
  • メディア: ハードカバー


東野圭吾作家生活25周年特別刊行第1弾!
『新参者』でお馴染み、日本橋が舞台の加賀恭一郎シリーズ。
確かに『新参者』『赤い指』を彷彿とさせる家族愛に溢れた作品です。


真夏の方程式

真夏の方程式

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/06/06
  • メディア: 単行本


そして第2弾!
こちらはもっとお馴染み湯川先生のガリレオシリーズ。
美しい海辺の町の旅館で起こるある事件。
謎解きを求めるのならこの作品かな。。。


マスカレード・ホテル

マスカレード・ホテル

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/09/09
  • メディア: 単行本


続く第3弾!
都内で起きた連続殺人事件。次の犯行現場は高級ホテル?
ちょっと犯行動機が物足りないかな・・・って感がありますが。。。

でもね、やっぱり東野さんの本は、
私の中では一定のレベルを超えているのでOK。
多分、期待しすぎちゃうんですよ、東野ファンはみんな。


寒くなりました。
読書にはとってもいい季節です。
とはいえ、就寝前の読書は翌日の朝、確実に目にきます(苦笑)。
トシには勝てないなぁ。
お風邪など召しませぬよう、ご自愛くださいませ。
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「バーにかかってきた電話」 [読書]


バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)

バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 東 直己
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1996/01/01
  • メディア: 文庫


こういう小説、久しぶりー。楽しかったです♪
舞台は札幌。
あんな地名やこんな場所がなんとも懐かしい。

大泉洋さん主演『探偵はBARにいる』の原作本。
同じ作者の「探偵はバーにいる」という本は、
この映画の原作ではないのでお間違えなく(ややこしや・・・)。


道路での~んびり移動しているカエルさんを見かけると
「ほらほら、もっと、道のはしっこいきな~。
こんなとこいたら、車に轢かれちゃうんだよ。」
とぶつぶつ言いながら、そっとカエルさんを道の端に誘導する私と
全く同じことをしている小父さんがいたらしい。
そうか・・やっぱり、みんなそうするよね。
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「マボロシの鳥」 [読書]


マボロシの鳥

マボロシの鳥

  • 作者: 太田 光
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/10/29
  • メディア: 単行本


「爆笑問題」太田光さんの短篇集。

内容や言い回しなんかはちょいとこっちに置いといて(笑)、
最後の「地球発…」では、涙がつつ・・・と流れました。
でもそれは多分、著者がその作品を意識して書いたと思われる
私も大好きなあの作品を思い出したせい。

太田さんって、本当に本が大好きで、
きっとた~くさん読んでいるんだろうなぁ。
ただ、小説っていうよりも、脚本か台本みたいな印象がある。
それはつまり、多分いろんなことを説明しすぎてるってことなんだと思う。
小説を書くって難しいってことですよね。


さてさて、
今年の猛暑ってどんなんだっけ・・・?って思うくらい、涼しくなりました。
特に今朝は、涼しいというよりも肌寒い。
雪便りもちらほら届きます。
朝は暗い、おまけに秋の日は釣瓶落とし。

どうぞお風邪など召しませぬよう。
私は、元気です。
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乙一さんと池上さん [読書]


箱庭図書館

箱庭図書館

  • 作者: 乙一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/03/25
  • メディア: 単行本


久しぶりの乙一さん。
表紙がすっきりしているので、過去にちょっと苦手な作品もあったってこと、
すっかり忘れておりました。
忘れていても大丈夫だったので今になってホッとしています(笑)。

というのも、アイディア自体は読者のボツ原稿。
にしても、突然背筋が寒くなる緊張感は流石乙一!

アイディア使ってもらった読者、嬉しかっただろうなぁ。。。


池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)

池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)

  • 作者: 池上 彰
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/07
  • メディア: 単行本


日本人の宗教観…日本人は決して無宗教じゃないってところが、
すごくよく分かりました。
そうそう、ちゃんと言葉にするとそういうことなんですよね。

池上さんが宗教について7人と対談をするのだけれど、
やっぱり養老さんはここでもすごい。
言葉がブレないものね…覚悟があるというか…。

読んでいると文字が池上さんの声になって聞こえてきますよ。



さてさて、
あまり更新してないのにも関わらず、昨日も訪問していただいた数が
3桁になっていまして、ほんとうに申し訳ない気もちでいっぱいです。
いや、申し訳ないじゃなくて、ありがとうございます…です。

あれから、悪いことがあると、落ち込むのではなく
(いや、確かに深く落ち込むが…)
そうか、しょうがないね、きっと次はいいことが待っている…って
思うようになりました。
若い頃は、この「しょうがない」って言葉が大嫌いだった。
年を重ね、自分の力だけではどうしようもないことが
確かに存在するってこと、自然に受け止めることができるようになったのでしょう。
そう、「しょうがないこと」は、誰にでも、そしてどこにでもある。

あのね、悪いことの後には、いいことがちゃんと待ってるんです。
ほんとだよ。
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こんな本を読んでいた。 [読書]


人質の朗読会

人質の朗読会

  • 作者: 小川 洋子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2011/02
  • メディア: 単行本


遠く離れた異国で事件に巻き込まれ、人質となった日本人ツアー客、8人が
それぞれ自分の人生を物語にして書き、それを朗読する・・・。
読み始めるとすぐにわかってしまうので、ここに書いてしまうけれど、
この8人、救出作戦の失敗により、亡くなってしまうのです。
もうこの世にはいない8人の、でも確かにあった物語。
そしてそれを聞く、もう一人の物語。

最初の一頁からあの静かな小川さんの世界です。



イヤな自分とサヨナラする方法

イヤな自分とサヨナラする方法

  • 作者: 小池 龍之介
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/05/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


おネエすぎる僧侶、水無昭善さんの次に、今ちょっと気になっている
静かすぎる僧侶(個人的感想)、小池龍之介さんの本。
でも、小池さんのお話はちょっと「ん?そうかな?」ってところがあって、
つまりは心に波風立てず、心穏やかに・・・ということなんだろうと思うのだけれど、
でも、それ言っちゃうと向上心みたいものも否定しちゃうのか?・・・ってとこが
わりとあるんですよね。
もちろん書いてあることは素直に頷けることなんですよ。



日本男児

日本男児

  • 作者: 長友佑都
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2011/05/25
  • メディア: 単行本


易しい言葉で淡々と書かれているので、さらりと読み終えてしまうけれど、
結果を出す人は、やっぱりそれなりの努力をしているんだなぁという一冊です。
しっかりした目標をもって、それに向かって只管努力する。
そして常に感謝を忘れない。
ただそれだけが夢をつかむ方法・・・って、
きっと誰でも分かってると思うんだけど、
なかなか実行できないんですよね。

この本の印税はご本人の希望により、
東日本大震災で被災した方々へ全額寄付されるそうです。


あれ・・・なんだか今回は、静かな穏やかな、
そしてしみじみとじっくりと、という本が並びましたね。
多分、そういうものを頭が欲していたということなのでしょう。
人間って、無意識にどこかでバランスとってるのかもしれない。。。
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「モルフェウスの領域」 [読書]


モルフェウスの領域

モルフェウスの領域

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/12/16
  • メディア: 単行本



「モルフェウス」はギリシャ神話の眠りの神。

特効薬の承認を期待し、桜宮市にある未来医学探求センターで
人工凍眠(コールドスリープ)するアツシ(『ナイチンゲールの沈黙』に登場)。
そのアツシを見守る日比野涼子。
目覚めたとき、アツシに立ちはだかる様々な問題。
そのアツシを守るため涼子が選んだのは・・・。

この本も事件が起きて犯人は誰?ってミステリではありません。
(そういう意味では現在ドラマ放映中の『アリアドネの弾丸』の方が
すっごく分かりやすい。)
ラストの涼子の選択にはびっくり!
「ええっ?!いいの?!」って。

「コールドスリープ」って実現可能なのかなぁ。
小説の中にも出てきましたが、実際可能になった場合、
ホントにいろいろ難しい問題が起こりそう。
眠ってる間にも世の中は動いているわけですからね。


今週末にはすこ~し涼しくなるらしい。
徳光さん、ちょっと楽になりそうですね。よかった。。。
夏休み、もうすぐ終わっちゃうよ。
みんな宿題終わった?(笑)
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「こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説」 [読書]


こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説

こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: 単行本



『こち亀』30周年&『日本推理作家協会』60周年を記念しての豪華企画。
著者:大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾

実は私、『こち亀』はテレビでしか見たことがないのですが、
京極夏彦さんと東野圭吾さんが執筆していらっしゃるのなら
こりゃもうはずせない!

意外に(失礼・・・)石田さんの『池袋⇔亀有エクスプレス』が面白かった・・・
と言うか、両さんの台詞、もう、あのまんま聞こえてきた。
そうそう、両さんならこんなふうに言うだろうな~って。

京極さん、タイトル『ぬらりひょんの褌』からしてもう京極ワールド(わくわく♪)。
実は京極さんの作品のみ、両さん本人が出てこない。で、舞台は中野。
加えてあの「版元や媒体を超えた決めゼリフ」も登場するとくれば、
京極ファンにはたまらない一作。最後の一行で思わずにやり。。。

東野さんの『目指せ乱歩賞!』、
動く両さんが浮かんでまいりました。
ストーリーもさもありなん・・・という(笑)。

他の方は作品未読なので、なんとも言えないのが申し訳ない。。。


この本をブログで紹介してくださった、
ブログのお友だち、ずずみんさん、
ありがとうございました♪
ブログのお友だちの読んだ本は
とっても参考になります。
みなさま、これからもどうぞ宜しくお願いいたします♪


ううう・・・東京は、また猛暑がぶり返してまいりました。
この炎天下、出かけなくちゃいけないの・・・(凹)。
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